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2005年 08月 28日

NOVAカード“エトス”入会申込書他のデザイン(1994年)

日立クレジット(現日立キャピタル)の商品ともいえるクレジットカードの申込書や会員のしおりなどの印刷物に、共通のグラフィック要素として、障害者アートバンク(現アートビリティ)の絵を使用することになった。

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絵の選定の方向としては、あくまでもカードが主役ということで、カードを中心に背景としてあまり個性を主張しないものを選ぶこととし、いろいろ検討した結果、夢村さんのテキスタイルデザイン風の花の絵に決まった。

実はこれ以前(1992年)に、夢村さんの絵は同じ日立クレジットの「NOVAオートCLUB」の入会の案内に使われていて、すでに実績はあったのである。
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by LunaSmileDesign | 2005-08-28 16:12 | 企業の販促物
2005年 08月 27日

NOVAポイントプレゼントのリーフレット・デザイン(1993年〜98年)

1993年末、日立クレジット(現日立キャピタル)のカード会員向け「NOVAポイントプレゼント'94」のリーフレットのグラフィックイメージとして、障害者アートバンクの登録作品が使われることに決まった。これは「NOVAポイントプレゼント'99」まで続いた。
作品選定のポイントとしては、ウキウキするような、楽しい絵、ということで以下のような作品がそれぞれ選ばれ、使用された。

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「NOVAポイントプレゼント'94」はそのものズバリという感じで、西垣豊さんの「ふくろうのおみこし」。
「NOVAポイントプレゼント'95」は南浩一さんの「深海パーティ」。
「NOVAポイントプレゼント'96」では再度西垣豊さんで「フクロウの交響楽」。


「NOVAポイントプレゼント'97」からはポイント交換アイテムが増えたために、リーフレットの紙面が広がり、形態も変わった。

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「NOVAポイントプレゼント'97」は有銘寛秀参の「屋根シーサー」。
「NOVAポイントプレゼント'98」は蔵貫信さんの「バイオリン」。
「NOVAポイントプレゼント'99」は服部憲政さんで「スナメリ」。

以上、小さな紙面ではあったが、楽しさの演出とユニークさは出せたと思うのだが、いかがであろう?
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by LunaSmileDesign | 2005-08-27 22:27 | 企業の販促物
2005年 08月 24日

府中の森芸術劇場「日本フィルどりーむコンサート」のポスター、チラシ等のデザイン─其の五(1994年)

府中の森芸術劇場「日本フィルどりーむコンサート」の仕事もついに最後を迎えた。・・・今から思い返しても、感無量!?
最後のプログラムのヘッドコピーは「仲道郁代…スクリーンミュージックの世界」。モーツァルトから始まって、ワーグナー、ガーシュイン、マーラー、そして取りがスター・ウォーズ!このカラフルなプログラムを表現するキー・ワードは映画の世界の旅!で候補の中から決定したのが滝本大介君の「スペースシャトル」であった。


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シリーズの最後の仕事と言うことで、府中の森芸術劇場からコンサートへのご招待をいただき、CPCのN女史と二人、愉しいひとときを過ごすことができた。隠れ仲道郁代ファンの僕は郁代様のご尊顔を間近に拝見することができ、最高のご褒美をいただいたようなものであった。

音楽と絵のコラボレーション・・・「日本フィルどりーむコンサート」のこの一連の仕事は、僕にとってかけがえのない宝物である。
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by LunaSmileDesign | 2005-08-24 14:12 | ポスターデザイン
2005年 08月 23日

府中の森芸術劇場「日本フィルどりーむコンサート」のポスター、チラシ等のデザイン─其の四(1994年)

4回目のどりーむコンサートは「都民名曲サロンシリーズ」と称して、これまでのとは少し性格が違うので、デザインも変えて欲しいとの要望があった。コンサートの演目は、真打ちがショスタコーヴィチの交響曲第5番!、前座がモーツァルトである。
これは正直、絵の選定には苦労した。何度かのクライアントとのやりとりの末に決定したのが新谷純太さんの「無題」。

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キュービズム風のアヴァンギャルドな構成と色彩がショスタコ(ショスタコーヴィチ好きはこういう言い方をするらしい・・・)の音楽世界に合っているとの結論に達した訳である。
こんな風に、一つのコンサートの中で複数の曲が演奏され、それらが音楽的に性格が異なる場合のイメージ作りは、やっぱり大変である。そういう意味でも府中の森芸術劇場の要件を満たすことができたアートバンクのライブラリーは、誇って良いと思うのである。
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by LunaSmileDesign | 2005-08-23 11:53 | ポスターデザイン
2005年 08月 22日

府中の森芸術劇場「日本フィルどりーむコンサート」のポスター、チラシ等のデザイン─其の参(1993年)

障害者アートバンクと関わるようになって、まだ間もない頃のこの一連の仕事は、僕にとっていろんな意味で思い出深い仕事である。音楽が空気のように生活の一部である僕にとって音楽と関わりがもてるデザインであったこと、好きな絵と音楽をデザインという行為を通じて結びつけられたこと、これは僕自身、デザイナー冥利に尽きるといっても過言ではない。・・・あたかも神のごとく、音楽と絵を繋いだのだから・・・。

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「ロマンと悠久の自然賛歌〜田園」!(これもN女史のコピー)
あまりにも有名なあのベートーヴェンの交響曲第6番は僕の中で必然的に小池誠さんの「生命の楽園」と繋がった。

後日談:当時、赤坂の僕の事務所に「府中の森芸術劇場」の担当の方から電話があった。指揮者のマルチェロ・ヴィオッティ氏がポスターを見て、是非、絵を購入したいというのだ。小池さんの絵は人気があってなかなか手に入らないし、「生命の楽園」は当然誰かに所蔵されていて、入手は不可と答えると、レプリカでも良いから、と、それはもうご執心であった。
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by LunaSmileDesign | 2005-08-22 17:24 | ポスターデザイン
2005年 08月 21日

府中の森芸術劇場「日本フィルどりーむコンサート」のポスター、チラシ等のデザイン─其の弐(1993年)

府中の森芸術劇場「日本フィルどりーむコンサート」の次のプログラムは、前橋汀子さんのヴァイオリンがフィーチャーされた演目になるということで、これもすぐに使いたい登録作品が思い浮かんだ。
当時障害者アートバンクはCPC(コロニー・プランニング・センター)の管理下にあって、本来ならCPCでデザインするのが筋だったのだろうが、手が回らないという訳で僕が引き受けたのだった。とは言うものの、クライアント(ここでは府中の森芸術劇場のことです)との折衝や印刷の進行管理、果てはプログラムの中のコピーのリライトや曲目の解説などコピーワークに関してはCPCの持ち分で、CPCのN女史が八面六臂の活躍で一年間僕との共同作業に付き合ってくれたのだった。

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音楽好きの太田利三さんはヴァイオリンやチェロ等の楽器をモチーフにした絵をたくさん描かれていて、登録作品の中にもいくつも使いたいのがあって絞り込むのに苦労したのだが、ヘッドコピー「魂のヴァイオリニスト〜前橋汀子」(実はこれもN女史のコピーです)にはこれしかないという作品「ヴァイオリン」に、すんなり決まった。

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プログラムは予算の関係で2色印刷。すると、中で使われている絵はこんな表情になる。

この仕事では、太田さんが大変喜んでくれた。クラシックが好きで、前橋汀子さんのファンの太田さんならではの気持ち、僕にもよくわかったのだった。
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by LunaSmileDesign | 2005-08-21 16:35 | ポスターデザイン
2005年 08月 20日

府中の森芸術劇場「日本フィルどりーむコンサート」のポスター、チラシ等のデザイン─其の壱(1993年)

1993年の初頭、障害者アートバンクの本体であるコロニー印刷の東村山工場から、府中の森芸術劇場で、コンサートのポスターなど、印刷物のデザインコンペがあり、参加したいので手伝って欲しいという。そこで、アートバンクの作品を使うことを条件に引き受けることにした。コンペはたいてい落ちればそれまでのデザインなどの作業費はでない。が、結構勝算はあった。というのも「これだっ!」と思える登録作品に心当たりがあり、すでに頭の中でカタチになって僕に微笑みかけていたから・・・。

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なんてったって、これで決まりでしょう!西垣豊さんの「フクロウの交響楽」。・・・結局、思惑が当たって、受注することができた。
因みに受注内容は、「日本フィルどりーむコンサート」というタイトルで1年間計5回のコンサートのポスター、チラシ、プログラムの制作で、印刷を東村山工場で、デザインを僕がやることになった訳である。
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by LunaSmileDesign | 2005-08-20 20:54 | ポスターデザイン
2005年 08月 16日

笹野貞子参議院議員のパーソナル・アイデンティティ・デザイン(1993年)

当時、僕の高校時代の友人が参議院議員・笹野貞子さんの公設秘書をやっていた関係で、支持者への国会報告の冊子やら後援会の申込みパンフレットと封筒といった議員活動のためのツールの制作の話があった。そこで友人と相談して、その頃企業で流行って(?!)いたCIデザインの個人版、つまりパーソナル・アイデンティティ・デザインをやろうという話になり、社会的な意味も考慮して障害者アートバンク(現アートビリティ)の登録作品を使って笹野さんに提案することになった。

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そこでどの作品を使うかということになり、僕たちが白羽の矢を立てたのが夢村さんの「すずめ」。題材である雀が庶民的であること、日本的で優雅な作風が笹野さんのパーソナリティに似合っていること、また、京都を地盤にしていた笹野さんと同じく作家の夢村さんが関西出身でかつて京都で着物のテキスタイルデザインの修業をしていたことなどが決定の理由であった。

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この国会報告の中で笹野さんが障害者の芸術活動を応援するとして、全盲のイラストレーターと対談するコーナーを設けたのだが、参議院議員会館に初めて盲導犬が入るなど、今から思えば随分画期的なこと、だったのかもしれない。
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by LunaSmileDesign | 2005-08-16 15:28 | パーソナルデザイン
2005年 08月 15日

テレフォンカード・ケース・デザイン(1992年)

以前説明したように、日立クレジット(現日立キャピタル)の要請で障害者アートバンク(現アートビリティ)を知り、関わるようになったわけであるが、その日立クレジットでの記念すべき最初の仕事が、テレフォンカードを収める紙のケースのデザインであった。

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当時はまだ公衆電話が全盛の頃であり、テレフォンカードも企業のノベルティーグッズとして大いに重宝がられていた。日立クレジットにおいても日本の郷土玩具をテーマにシリーズ化され、ロングセラーの販促ツールとなっていた。そのテレフォンカードを2枚セットで贈るためにデザインしたのがこのケースである。
ケースの内側に障害者アートバンクの登録作品を使用するということで、決定したのが京極玲子(1956〜1996)さんのモミ絵「早春賦」。初めての作品使用ということで、選定には苦労したが、モミという素材のもつユニークさと、モミを縦にした時の幅が一番細い線になるという制約から逆に大胆な構図が生まれ、それが暖かな質感の作品を生みだしている京極さんの絵に決まったのだった。
モミ絵というのは事前に着色したもみ殻を、下絵を描いた台紙にのりで一粒一粒貼り付けて絵を描いていく手法で、脳性小児マヒによる四肢機能障害の京極さんはピンセットが使えず、団子の串を指の間に挟んで、一枚の絵につき約7,000粒のもみ殻を貼り付けていったのだった。
残念ながら京極さんは1996年に亡くなったのだが、一枚の絵を完成させるのに、もみ殻の選別から始めて1ヶ月から1ヶ月半かかったという彼女のモミ絵は、今でも多くのファンを魅了し続けている。
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by LunaSmileDesign | 2005-08-15 12:32 | 企業の販促物
2005年 08月 12日

ワインのラベル・デザイン─其の参(2001年)

IMAGICAのワインラベル・デザインから1年もしないうちに、今度は栃木県足利市にあるこころみ学園のワイン醸造所「ココ・ファーム・ワイナリー」のワイン用に新しくラベルのデザインを、という話がきた。
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ラベルの全面に、赤・白それぞれのイメージで選んだ徳岡麻実子さんの絵を大きく大胆にレイアウトした。おまけに「Art Bank Wine」なんてネームまで入れたりして・・・。

こうして、15年ほど前に出逢った麻実子さんの絵は、僕の創造力を刺激し、ワインのラベルというカタチに結実し、試作品が最終的に市販されるまでにたどり着いたのだった。
ということで、ワインラベルのデザインは今回で終了。それにしても、絵と出逢って最初にイメージしたのがワインのラベルだったのだが、実は僕、立派な下戸なのである。
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by LunaSmileDesign | 2005-08-12 15:07 | ラベルデザイン