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カテゴリ:企業の販促物( 7 )


2006年 12月 18日

カレンダーの表紙とクオカード

第18回アートビリティ大賞で 『日立キャピタル特別賞』を受賞した田辺綾子さんの作品は、日立キャピタルの販促宣材でアートビリティの登録作品を使用する場合1年間優先的に使用されることになっている。早速使用されたので紹介しておきたい。いずれも私がデザインしたものである。

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吊り下げカレンダーの表紙にはアートビリティの登録作品を使うことになっていて、田辺さんの作品の中からこの作品を選んでデザインした。来年の1月までのしばらくの間、どこかの壁で飾られていると良いのだが・・・。


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日立キャピタルの営業ノベルティとして定着したクオカードでもアートビリティの登録作品を使用することになっている。これは年に数回制作される。これは12月に配布予定なので季節にぴったりのこの絵を選んでみた。

それにつけても田辺さんの描く子ども達は明るくて屈託がなく、生き生きとしていて、見ててこちらも楽しくなって、自然に笑みがこぼれてしまう。
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by LunaSmileDesign | 2006-12-18 21:00 | 企業の販促物
2005年 12月 05日

事業報告書の表紙周りのデザイン(1994〜)−2−

日立クレジット(現日立キャピタル)の事業報告書の続きであるが、第42期の事業報告書で形状を含めたデザインのリニューアルを行った。事業報告書は殆どが株主へ郵送されることから、これまでの形状では二つに折って封入していた。そこでこの作業を簡略化するために、封筒にそのままはいる縦長のデザインを採用することにした。
デザインの要素としてはこれまでと同じく、表紙にその年の干支の郷土玩具、裏表紙にNOVA Galleryとして障害者アートバンク(現アートビリティ)の作品を採用した。

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第42期事業報告書からNOVA Galleryで第10回障害者アートバンク大賞から提供するようになった日立クレジット(現日立キャピタル)特別賞の受賞作家の作品を紹介するようになった。第42期は第10回障害者アートバンク大賞“日立クレジット特別賞”受賞作家の池上則道さん。

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第43期は第11回障害者アートバンク大賞“日立クレジット特別賞”受賞作家の蔵貫信さん。

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この年、日立クレジットから日立キャピタルへ社名が変わり、事業報告書も若干のデザイン変更があった。第44期は第12回障害者アートバンク大賞“日立キャピタル特別賞”受賞作家の野村育葉さん。

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第45期は第13回障害者アートバンク大賞“日立キャピタル特別賞”受賞作家の橋本知佳さん。

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この年、障害者アートバンクはアートビリティへ名称変更する。第46期は第14回障害者アートバンク大賞“日立キャピタル特別賞”受賞作家の久保貴寛さん。
私が日立キャピタルの事業報告書のデザインに関わったのはここまでであるが、これ以降もデザインは変更になったものの、アートビリティの作品使用は続いている。
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by LunaSmileDesign | 2005-12-05 21:53 | 企業の販促物
2005年 11月 26日

事業報告書の表紙周りのデザイン(1994〜)−1−

日立クレジット(現日立キャピタル)では、株主への重要なツールである事業報告書の中身とそのデザインを見直す中で、裏面に障害者アートバンク(現アートビリティ)の登録作品を「NOVA Gallery」というネーミングで紹介することになり、1994年の第37期事業報告書から始まった。さて、肝心の作家の選考であるが、やはりこの企画の第一弾に相応しい作家として、太田利三さんを選んだ。で、太田さんの沢山の登録作品の中から選ばれたのが「鳩」である。

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表紙周りの地色に格調性を重視して薄いグレーを採用したが、あまりにも地味すぎると言うことで変更になった。

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当初の企画では障害者アートバンク大賞受賞作家で、一人の作家で2回ずつ作品を紹介することになっていて、太田さんの次の作品が「星の王子」。結局、背景も白に落ち着いた。本来なら中間・本決算で一人の作家の作品としたかったのだが、始まったのが本決算からだったので致し方ない。

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次に選んだ作家が小池誠さん。第38期事業報告書では小池さんの「室内」を使用した。

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第39期中間事業報告書では小池さんの「生命の声」が選ばれた。

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第39期事業報告書では夢村さんの「あじさいとオタマジャクシ」を使用。

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第40期中間事業報告書では同じく夢村さんの「もみじ」。

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第40期事業報告書の「NOVA Gallery」には西垣豊さんの「ひまわりと歌うふくろう」が登場。

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第41期中間事業報告書では同じく西垣さんの「熱帯魚は宝の冒険」を使用した。
このあと、さらに形状も含めてリニューアルが行われたが、それはまた次の機会にご紹介する。
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by LunaSmileDesign | 2005-11-26 23:43 | 企業の販促物
2005年 11月 01日

A等級パンフレットの表紙デザイン(1994年〜)

1994年以降、日立クレジット(現日立キャピタル)における障害者アートバンク(現アートビリティ)の絵の使用頻度が高くなってきた。特に日立クレジットでは販促ツールへの展開が中心であり、不特定多数の人の目に触れる機会が多くなることに大きな意味があったように思う。

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これは官公庁・地方自治体・公共団体に向けたパンフレット。使用した絵は上原貴仁さんの「HANA-A」。花をモチーフにしたダイナミックな油絵がアイキャッチャーとして相応しいと思い使用した。

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改訂版の表紙デザインということで、花のテーマを踏襲することにして、夢村さんの「花マンダラ」を使ってみた。

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次に使用したのが能田京子さんの「花」。

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これが一番最近のパンフレット。日立キャピタルに社名を変更したのを機会に表紙のデザインを刷新した。秦美紀子さんの「花風の日」を使用。

これ以外にもいくつかの表紙デザインがあったと記憶しているが、手元に資料がないので紹介できないのが残念である。
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by LunaSmileDesign | 2005-11-01 19:40 | 企業の販促物
2005年 08月 28日

NOVAカード“エトス”入会申込書他のデザイン(1994年)

日立クレジット(現日立キャピタル)の商品ともいえるクレジットカードの申込書や会員のしおりなどの印刷物に、共通のグラフィック要素として、障害者アートバンク(現アートビリティ)の絵を使用することになった。

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絵の選定の方向としては、あくまでもカードが主役ということで、カードを中心に背景としてあまり個性を主張しないものを選ぶこととし、いろいろ検討した結果、夢村さんのテキスタイルデザイン風の花の絵に決まった。

実はこれ以前(1992年)に、夢村さんの絵は同じ日立クレジットの「NOVAオートCLUB」の入会の案内に使われていて、すでに実績はあったのである。
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by LunaSmileDesign | 2005-08-28 16:12 | 企業の販促物
2005年 08月 27日

NOVAポイントプレゼントのリーフレット・デザイン(1993年〜98年)

1993年末、日立クレジット(現日立キャピタル)のカード会員向け「NOVAポイントプレゼント'94」のリーフレットのグラフィックイメージとして、障害者アートバンクの登録作品が使われることに決まった。これは「NOVAポイントプレゼント'99」まで続いた。
作品選定のポイントとしては、ウキウキするような、楽しい絵、ということで以下のような作品がそれぞれ選ばれ、使用された。

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「NOVAポイントプレゼント'94」はそのものズバリという感じで、西垣豊さんの「ふくろうのおみこし」。
「NOVAポイントプレゼント'95」は南浩一さんの「深海パーティ」。
「NOVAポイントプレゼント'96」では再度西垣豊さんで「フクロウの交響楽」。


「NOVAポイントプレゼント'97」からはポイント交換アイテムが増えたために、リーフレットの紙面が広がり、形態も変わった。

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「NOVAポイントプレゼント'97」は有銘寛秀参の「屋根シーサー」。
「NOVAポイントプレゼント'98」は蔵貫信さんの「バイオリン」。
「NOVAポイントプレゼント'99」は服部憲政さんで「スナメリ」。

以上、小さな紙面ではあったが、楽しさの演出とユニークさは出せたと思うのだが、いかがであろう?
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by LunaSmileDesign | 2005-08-27 22:27 | 企業の販促物
2005年 08月 15日

テレフォンカード・ケース・デザイン(1992年)

以前説明したように、日立クレジット(現日立キャピタル)の要請で障害者アートバンク(現アートビリティ)を知り、関わるようになったわけであるが、その日立クレジットでの記念すべき最初の仕事が、テレフォンカードを収める紙のケースのデザインであった。

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当時はまだ公衆電話が全盛の頃であり、テレフォンカードも企業のノベルティーグッズとして大いに重宝がられていた。日立クレジットにおいても日本の郷土玩具をテーマにシリーズ化され、ロングセラーの販促ツールとなっていた。そのテレフォンカードを2枚セットで贈るためにデザインしたのがこのケースである。
ケースの内側に障害者アートバンクの登録作品を使用するということで、決定したのが京極玲子(1956〜1996)さんのモミ絵「早春賦」。初めての作品使用ということで、選定には苦労したが、モミという素材のもつユニークさと、モミを縦にした時の幅が一番細い線になるという制約から逆に大胆な構図が生まれ、それが暖かな質感の作品を生みだしている京極さんの絵に決まったのだった。
モミ絵というのは事前に着色したもみ殻を、下絵を描いた台紙にのりで一粒一粒貼り付けて絵を描いていく手法で、脳性小児マヒによる四肢機能障害の京極さんはピンセットが使えず、団子の串を指の間に挟んで、一枚の絵につき約7,000粒のもみ殻を貼り付けていったのだった。
残念ながら京極さんは1996年に亡くなったのだが、一枚の絵を完成させるのに、もみ殻の選別から始めて1ヶ月から1ヶ月半かかったという彼女のモミ絵は、今でも多くのファンを魅了し続けている。
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by LunaSmileDesign | 2005-08-15 12:32 | 企業の販促物