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2009年 07月 14日

お知らせ

2007年6月から2年以上更新もせず、その間「アートのちカラ、デザインのちカラ」を見捨てることなく訪問して下さった方々には、大変申し訳なく思っています。
物理的にこちらでの更新ができなくなりましたので、心機一転、以下のサイトでこのブログを再開します。これに懲りずに、よかったら覗きに来て下さい。お待ちします。


アートランダム〜アートのちカラ、デザインのちカラ


なおこちらのサイトはアーカイブとして可能な限り残しておくつもりですのでよろしくお願いします。
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by LunaSmileDesign | 2009-07-14 14:59 | etc.
2007年 06月 08日

アート展 ぬくもりのある日本、みんなが隠れた才能を持っている

丸ビルと新丸ビルに挟まれた行幸通りの地下通路の壁面を利用した「丸の内 行幸地下ギャラリー」で、日本フィランソロピー協会が企画し三菱地所などが協力して今月10日まで開催されている“障害のある人による作品たち”を展示したアート展を観てきました。展示された作品たちがいずれも素晴らしくパワーがあり、圧倒されたので是非一人でも多くの方に観て頂きたくて緊急にアップしました。今月10日までですので、都合のつく方は是非ご覧ください。

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一部作品を紹介しておきますが、後日改めてたくさん作品を紹介するつもりです。
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以前作品展のお手伝いをしたり、アートビリティの登録作家でもあった岩崎喜裕くんがスゴイ成長ぶりでした!

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我が田中瑞木さんの大作「くじらといか」が素晴らしい!

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これまた驚きの「新大阪たち」

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この切り絵にも唖然!

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この貼り絵の緻密なこと!!

以上他の作品の紹介は後日改めて紹介します。是非、ご自分の目で作品の素晴らしさを確かめてください。
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by LunaSmileDesign | 2007-06-08 20:07 | etc.
2006年 11月 18日

第18回アートビリティ大賞

2006年11月17日、赤坂の日本財団ビルにおいて「第18回アートビリティ大賞」が開催された。私がアートビリティ(旧称:障害者アートバンク)大賞に初めて関わったのが第3回目の式典で、それから15年が経過したことになる。
今回の受賞者は以下の通り。

大賞:平山こうた
アサヒビール奨励賞:岡村陸矢
日立キャピタル特別賞:田辺綾子

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今年度の受賞者。左から田辺綾子さん、岡村陸矢くん、平山こうたさん。

そして、恒例の受賞作家による作品展が銀座4丁目の芝山画廊で今月の20日(月)まで開催されている。興味のある方は是非立ち寄って見て欲しい。

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by LunaSmileDesign | 2006-11-18 21:00 | etc.
2006年 11月 03日

「アビリンピック」奮闘記

どういった巡り合わせか、先日、四国は香川県高松市で開催された第29回全国障害者技能競技大会のポスターデザイン部門(ポスターデザイン部門は今大会から加わった競技)の専門委員主査を引き受けることになり、10月26日から現地入りし、29日に無事競技を終えて戻ることができた。これはその顛末のささやかな事後報告である。
因みに来年11月、静岡県富士市で行われる国際アビリンピック開催までの、「2007年 ユニバーサル技能五輪国際大会日本組織委員会アビリンピック技術委員会分科会専門委員」(ふーっ、疲れた!)というのがボクの正式な肩書き(?)らしく、平成20年3月31日までこの任に就くことになる。
さてそんなことはさておき、競技会の顛末を報告することにしよう。

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競技は28日に行われたが、我々は26日から現地入りし、競技機器(パソコン等)の調整やソフトのインストールなど、競技当日まで慌ただしかった。
ポスターデザイン競技が行われた高松市総合体育館。

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選手の登場を待つMacG5(パソコン)たち!・・・ボクのパソコンより段違いに格上だっ!!・・・ト、ホ、ホ。

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見学者用の競技説明パネル。

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28日9時、競技開始。12時から13時までのお昼休みをのぞき15時まで計5時間でA2サイズのポスターを仕上げる。ポスターのテーマは次回平成20年、千葉で開催される「第30回全国障害者技能競技大会」の告知。

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このポスターデザイン競技は今回が初めてで当然のことながらなじみが薄く、定員5人に対して残念ながら3人しか集まらなかったが、デザインを志す競技者には魅力的な競技でもあるので、次回のハードルはかなり高くなると思われる。

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競技終了時間が迫ってきて・・・。

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次から次へとハプニングの連続ではあったが、競技時間内に競技者全員がポスターを完成させることができた。
競技が無事終了し、選手たちが退席した後、ほっとする我らスタッフ一同。

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翌29日は成績発表・授賞式、で無事閉会となった。会場のロビーでは各競技の金賞作品が展示され、見学者に対して我々専門委員が解説を行った。
因みに我々専門委員は開会式も期間中に行われた各種イベントも見ることができなかったのである。

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何とか閉会式だけは参加することができた。
これはポスター部門の受賞風景。

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と言うことで閉会式終了後、競技選手と我々専門委員がお疲れさまの記念撮影で一緒にフレームに収まったのだった。うーっ、ちかれたびー・・・って、古いなー!
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by LunaSmileDesign | 2006-11-03 15:32 | etc.
2006年 05月 20日

「にっけいでざいん」のコラム(1994年)

なかなか更新しない我がブログですが、それでも覗きに来てくださる方がいらっしゃるのはありがたいことです。今一度気を引き締めて、がんばりたいと思います。これからもよろしくお願いします。

さて、本題です。

1994年5月に有志5人と始めた“アートビリティ・アンド・アソシエイツ”は、はじめてすぐに日経新聞が記事にしてくれたり、その後も毎日新聞他で取り上げられたりもした。その日経の関連で今度は「にっけいでざいん」のコラムに書いて欲しいとの依頼があった。自分の考えや志をまとめ再確認する良い機会だと、引き受けることにした。

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今読み返すと気恥ずかしいが、12年前の熱き想いを再び!と言うことで、全文を掲出することにする。


 5月に有志5人でアートビリティ・アンド・アソシエイツを設立した。アートビリティ(Artbility)とは、障害者芸術(Art)の可能性(Ability)という意味でつくった造語で、私たちの活動の基本コンセプトである。
 さて、話は3年ほど前に遡るが、私がデザイナーとして20年近くが過ぎた頃のことである。私は作者の名も知らぬ、ある一枚の絵画に出会った。パステルで描かれた具体的な形を持たぬその絵には、絵を描くという原初の感動と色彩の豊かさが満ちていた。今思い返してもそれは不思議な体験だった。これを契機に私は自分のこれまでの仕事を振り返り、反省を込めてデザインの意味とかデザイナーの役割とか改めて考えてみた。この絵との出会いが現在の私の活動の方向性を決定づけたと言えるのだが、その絵は知的障害のある女性の描いたものだったのである。
 私はその絵を初めて見たとき、作者の心の宇宙のようなものを感じ、“情熱”とか“豊饒”というような言葉が頭に浮かんだ。その瞬間である。私はその絵を使って何かデザインしたいという強い思いに駆られたのである。具体的にはワインのラベルとかCDのジャケットで、それはクライアントからの要請のない私のプライベートな作品となった。
 ところで、実は、障害者とアートは昔から深く結びついている。障害者が閉じられた世界の中で自己表現のできる数少ない手段が、絵を描くことだったからである。しかし、それらはほとんど私たちの目に触れることもなく、その評価も、「障害を乗り越えて」式の賛辞でお茶を濁す程度であった。だから彼らにとって身近なアートではあっても、それによって自分の生活を支えている障害者の数はきわめて少ない。
 では、そもそもアートとは何であろうか。それは、作家の魂の解放とも言うべき自己の内面の表出であろう。それは、絵画や彫刻や音楽や舞踏など、様々な手段で表現され、その強力なメッセージによって観る者を感動させるのだと思う。とすればそこに障害のあるなしは、本来関係ないはずである。しかし、現実には彼らの活動の場は狭い。それは、この社会が健常者の作ったシステムで機能し、システムの効率を妨げるものを極力排除してきたからである。こうした弱者切り捨ての社会の形成に、私たちデザイナーが無関係であったとは言いがたい。なぜならデザイナーの役割とは、人ともの、人と人、人と社会といった様々なコミュニケーションの理想的な仕組みを、社会的、倫理的な視点で創ることだからである。
 今日そうした視点に立ち帰って、社会的問題の解決にデザイナーが積極的に関与し始めた。エコロジーなどは特に注目に値する。一方、障害者との共生や高齢化社会への対応については未だスタート地点すら見つからない状態である。私たちは障害者アートをデザインの中に積極的に取り込んでいくことにより、彼らの社会参加を促し、彼らの存在をアピールし、障害者の住みやすい社会を実現したい。それは障害者の住みやすい社会は、素朴に子供や老人にとっても住みやすいはずだからである。私たちは今こそ彼らの感性に心を開き、彼らの知恵に学ぶべきではないだろうか。
(にっけいでざいん1994年8月号)
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by LunaSmileDesign | 2006-05-20 18:26 | etc.